上川外務大臣は静岡県知事選の応援演説で「女性が生まずして何が女性でしょうか」と発言したことについて、「真意と違う形で受け止められる可能性がある」として、発言を撤回をしました。
「この方を私たち女性が生まずして何が女性でしょうか。生みの苦しみは、きょう男性もいらっしゃいますが、本当にすごい」
上川外務大臣は、きのう、静岡県知事選の応援演説で「女性が生まずして何が女性か」などど発言しました。
会場にいる女性たちに新たな知事の誕生に向けた支援を訴えたものとみられますが、子どもを生みたくても生めない人への配慮に欠けるとして、波紋を広げていました。
「私の真意と違う形で受け止められる可能性があるというご指摘を真摯に受け止めさせていただき、この度、撤回をさせていただきたい」
きょう上川氏は「女性パワーを発揮し、知事を誕生させようという意味で申し上げた」と釈明し、発言を撤回しました。与野党からは・・・
岸田総理
「誤解を招く表現は避けるべきであると私は思います」
「潜在的にそういう意識があるのか分かりませんが、少なくとも現職大臣としては極めて軽率な発言だと思います」
支持率低迷に苦しむ岸田政権にとっては、更なる痛手となりそうです。