【｢110番の日｣出口クリスタ選手とケリー選手が一日警察署長】
1月10日は110番の日です｡
塩尻市出身の柔道家でパリオリンピック出場を目指す出口クリスタ選手と妹のケリー選手が塩尻警察署の一日署長に任命され､110番通報の適切な利用などを呼びかけました｡
塩尻警察署の一日署長に任命されたのは､去年の柔道の世界選手権女子57キロ級の金メダリストで、父親の母国のカナダ代表としてパリオリンピック出場を目指す出口クリスタ選手と妹のケリー選手です｡
塩尻市出身の2人は地元の大学などで110番の適切な利用呼び掛けるチラシなどを配りました｡
警察によりますと､去年､県内で寄せられた110番通報11万2900件余りのうち、間違い電話やいたずら電話など警察の対応が必要ない通報が2万8000件余りとおよそ4分の1を占めています｡
特に増えているのが､スマートフォンの自動通報機能の誤作動で、
一昨年に比べて3割程多い1万7500件余りに上ったということです｡
警察はスマートフォンの設定を確認する事や､緊急ではない警察への相談などは｢#9110｣か最寄の警察署に電話するよう呼びかけています｡
出口クリスタ選手は｢一日署長に任命され光栄です｡生まれ育った塩尻の治安が自分達の力で何か変わるのであれば協力していきたいです｣と話していました｡
また、ケリー選手は｢スマートフォンの誤作動が多いということで､110番が正しく使われるように呼び掛けていきたいです｣と話していました｡
