宝塚歌劇団に所属する女性が9月に死亡した問題で、遺族側の代理人が歌劇団側の代理人と面会し、「パワハラが否定されたままで合意解決することはあり得ない」と訴えことを明らかにしました。
歌劇団側が14日に発表した調査報告書では、女性へのパワハラは「確認できなかった」としていました。
遺族側代理人によりますと、24日、歌劇団側の代理人と面会し、パワハラを認めて謝罪、補償するよう求めたうえで、「パワハラが否定されたままで合意解決することはあり得ない」ということです。
歌劇団側は面会で、遺族に対し謝罪の気持ちを伝えたとしたうえで、「ご遺族のお気持ちお考えを真摯に受け止め、誠実に協議してまいる所存です」とコメントしました。