福島第一原発の処理水放出をめぐり、東京・江戸川区の公共施設におとといから抗議する内容の国際電話が相次いでいることが分かりました。
イベント用のホールや会議室を備える「江戸川区総合文化センター」には、福島第一原発の処理水が放出されたおとといから、中国が発信元であることを示す「86」で始まる
国際電話が相次いでいます。
施設の担当者によりますと、国際電話は中国語や片言の日本語などで「バカ」とののしったり、「放出に反対する」などの内容だということです。
この影響で、施設への電話がつながりにくくなるなど業務に支障が出たため、施設はホームページなどで、別の番号を案内するなどの対応をとっています。
施設の担当者は、「なぜこのような電話がこの施設にかかってくるのか分からない。利用者にもご迷惑をおかけしているので、早く収まって欲しい」と話しています。